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皮膚科・泌尿器科・漢方内科
ふるた皮ふ科ひ尿器科クリニック
富山県富山市上飯野13-14

TEL:076-452-9200

泌尿器科

排尿障害の治療

排尿障害は、何らかの原因で、排尿が困難になる病気です。

排尿障害の症状

多尿

1日の尿量が2500mlを超える。

頻尿

特に定義はありませんが、昼間の排尿回数が8回以上、また、就寝中の頻尿が2回以上のものをいいます。

尿失禁

尿を自分の意思によらず排泄してしまうこと。高齢の多産婦に多くみられます。

尿閉

膀胱の尿を排出できない状態。前立腺肥大症のある高齢男性に多くみられます。

乏尿、無尿

乏尿は1日400ml未満、無尿は1日100ml未満の状態をいいます。

残尿感

残尿あるなしにかかわらず、残っているように感じる症状です。

治療

排尿障害の原因(前立腺肥大症や、糖尿病、膀胱炎など)によって、治療方法が異なりますが、原因となる疾患の治療をおこなっていくことになります。

膀胱・精巣の病気

膀胱・精巣の病気には、膀胱炎、膀胱がん、精巣炎、精巣がんなどの病気があります。

膀胱炎

膀胱炎は比較的女性がなりやすい病気とされています。急性と慢性の膀胱炎があり、多くは細菌感染症です。治療は検査のうえ、原因菌をつきとめ、薬物による治療をおこないます。

精巣炎

精巣炎は、睾丸炎ともいわれ、睾丸が腫れたりすることで痛みを伴う病気です。場合によっては、化膿することもあります。また、炎症によって無精子症を引き起こすこともありますので注意が必要です。治療は検査のうえ、原因菌をつきとめ、薬物による治療をおこないます。

膀胱がん

膀胱がんは、膀胱にできるがんで、自覚症状のない血尿が出た際に注意が必要です。早期発見の場合は、内視鏡の手術が可能ですが、進行している場合は、摘出手術が必要になります。

精巣がん

精巣がんは、精巣(睾丸)にできるがんで、痛みなどを感じることはほとんどありませんが、精巣が腫れたり、硬くなったりすることで発見されるがんです。比較的短期間で転移するため、早期の発見治療が不可欠です。

男性の更年期障害

女性の更年期障害は一般的ですが、男性にも、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)とよばれる、更年期障害があります。

加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)は、男性ホルモンの低下により、精神状態が不安定になったり、異常な発汗やほてり、めまい、性欲減退等の症状が現れる病気です。

主な症状

  • 抑うつ状態になる
  • イライラする
  • 疲労感が抜けない
  • 異常な発汗がある
  • ほてりが止まらない
  • めまいや頭痛がすする
  • 良く眠れない
  • 性欲があきらかに減退した
  • 勃起しなくなった

治療

薬物による治療が一般的です。ホルモン補充療法(飲み薬、はり薬、筋肉注射による)や漢方薬による治療があります。

すい臓の病気(膵炎・膵のう胞・すい臓がんなど)

すい臓の病気(膵炎・膵のう胞・すい臓がんなど)

すい臓は、ホルモンを分泌する内分泌機能と消化酵素である膵液を小腸に送り込む外分泌機能がある器官で、これらに以上をきたすことで、膵炎や、膵のう胞、膵臓がんの病気がおこります。また、糖尿病も内分泌の機能に異常をきたして、血糖値が異常にあがる病気です。

膵炎

膵炎とは、何らかの原因で、膵臓に炎症をおこす病気です。重症な場合は死に至るケースがあります。

腹痛、嘔吐などの症状があり、押されると痛みをともないます。また、胆石症による急性膵炎の場合は、摘出手術によって治療します。

膵のう胞

膵のう胞とは、すい臓にある、液体が溜まっている袋状のもの(のう胞)です。この、のう胞が悪性の場合は手術によって切除する必要があります。

すい臓がん

すい臓がんは、すい臓にできるがんで、早期発見が非常に困難で、進行も早い病気です。喫煙や肥満、糖尿病、遺伝によるものなど、様々な要因で発症すると言われています。腫瘍マーカーや画像検査によって発見することができます。

精液検査のごあんない

当院では、男性の不妊治療のための検査として精液検査をおこなっています。

5日間程度禁欲をしていただいたのち、ご自宅で精子を採取していただきます。

検査では、精液の量、精子の数、精子の運動率、精子の正常形態率などを調べます。

おねしょ・夜尿症の治療

赤ちゃんは、昼夜の区別なくおしっこをしまが、成長につれおしっこを膀胱に溜められる量が増えていき、夜のおしっこが減っていき、おねしょが無くなってきます。小学校入学までには、9割前後のお子さんがおねしょをしなくなります。

小学校入学以降でも、おねしょが続く症状を夜尿症といい、医療機関での受診をお勧めします。

原因

夜尿症のおもな原因は下記とされています。

  • 抗利尿ホルモンと呼ばれる、排尿を制限するホルモンが十分に機能していない
  • 膀胱の容量が小さくおしっこを溜めていられない
  • 生活のリズムが乱れている
  • 心理的なストレス

夜尿症の治療について

夜尿症は成長とともに、改善していきます。小学校を卒業するくらいになるとほとんどが改善されますが、成人になっても続く場合もあります。やはり専門の医療機関で早期に治療することは有効です。

当院では、投薬などを利用しながら、お子様にあった治療を行っていますので、是非お早めにご相談ください。

性感染症の治療

性感染症とは、性行為によって感染する病気の総称です。「性病」とも呼ばれています。

性感染症は、初期の自覚症状がないことが多いので、感染に気付かないことが多くあります。性行為の際にコンドームを付けるなど、自身で防ぐことが出来ます。

性感染症には主に下記の病気があります。

  • 淋菌感染症(淋病)
  • 梅毒
  • 性器クラミジア感染症
  • 性器ヘルペスウイルス感染症
  • 尖圭コンジローマ
  • B型肝炎
  • C型肝炎

治療

疾患によって異なりますが、先ずは、検査によって病気を特定し、薬物による治療をおこないます。

性感染症は、恥ずかしいからということで、他の疾患に比べて、受診されにくい疾患ですが、感染中の性行為によって、知らず他者に広めてしまうこともあります。遠慮せずに当院にご相談ください。

性病検査について

セット料金

  • HIV検査+梅毒検査+クラミジア抗体検査の3項目 税込み1万円(これらの単体検査も、可能です。)
  • 咽頭クラミジア 咽頭淋菌検査
  • 尿中クラミジア 尿中淋菌
  • 尿中ウレアプラズマ

なども希望により行っています。